エンジニアはIT業界の様々な領域で働いていますが、本当にエンジニアの需要が高くて大きな活躍をしている分野は2つに分類することができます。
1つは最新の技術を使って開発をしている現場で、新技術が生まれるごとに新しいトレンドが生まれてくるのが特徴です。現状のトレンドとしては人工知能を基盤としたディープラーニングや強化学習、ビックデータ解析といった領域が典型的で、この基盤技術を使って製品開発をする応用現場でエンジニアが求められているのが一般的です。
トレンドになっていると目立つので、活躍できる領域がどこかがわかりやすいでしょう。ただ、次々にトレンドの領域は変わってくるので注意しなければなりません。

もう1つはインフラの分野で、エンジニアは縁の下の力持ちとして活躍しています。企業も社会もITによって支えられている状況があるのが現状で、使用しているシステムが常に安定稼働できるように管理しなければなりません。広い意味でのITインフラを支える領域は世の中にとってなくてはならないものになっています。
既に確立されて継続利用されているシステムは大きな変更をすることはほとんどありません。そのため、トレンドの領域と違って安定しているのが特徴です。
新しいインフラのシステムができるとその対応も必要になりますが、基本的には既存のインフラを安定維持させることが重要な業務になります。目立たないところで活躍したい人に向いている領域です。